暖房前のエアコンクリーニングは10月が最適

つけた瞬間、吹き出し口からツンとした臭い。
思わず顔をしかめる家族………

原因は、夏の湿気と油・ヤニ・ほこりが残していったカビ。
実はこの時期、内部が乾きやすく汚れが落ちやすい“洗いどき”です。フィルターの目詰まりは暖まりの遅さや電気代のムダ、結露・水漏れの火種にも。

だからこそ10月、表面拭きでは届かない奥まで分解洗浄でリセットして空気も体感も支出も、気持ちよく冬支度を始めましょう。

●要点のまとめ
・10月は内部が乾きやすく、カビ・ニオイ対策に適した時期
・暖房前に清掃すると、立ち上がり時間の短縮や消費電力の抑制につながる
・結露やドレン詰まりを抑え、水漏れリスクの低減も期待できる

1,なぜ10月が「ちょうどいい」?

・冷房期の湿気が引き、熱交換器や送風ファンが乾燥しやすい
・年末の繁忙前で、計画的に作業時間を確保しやすい
・暖房使用前に臭気の拡散を未然に防止できる


2,クリーニングで得られる主な効果

省エネ:目詰まり解消で熱交換効率が向上

快適さ:吹出し口のカビや皮脂・ヤニ由来の臭いを低減

健康配慮:アレルゲンや微粒子の飛散を抑制

トラブル予防:ドレン詰まり・水漏れ・霜付き等の発生を抑える

要クリーニングのランプ点灯

送風口・ルーバーに黒い斑点やモヤが見える

運転直後に酸っぱい/カビ臭がする

風量が弱い、送風口が茶色いタレ染み

冬に暖まりが遅い、または運転音が大きい
→ 1つでも該当したら、暖房前の実施を検討です!




●作業の流れ(分解高圧洗浄の一般例)

動作確認・養生:周辺を保護し現状を確認

分解:前面パネル・フィルター・必要に応じてファン周り

洗浄:熱交換器・ドレンパン等を専用バイオ洗剤にて高圧洗浄

乾燥:残水を除去し、各部を十分に乾かす

仕上げ:必要に応じて防カビ・抗菌処理、組み立て・再確認

ポイント:表面の拭き取りだけでは内部の汚れやニオイ源に届かずまた出て来るという悪循環



●自分でできる日常ケア

フィルター:2〜4週間ごとに掃除機+水洗い、十分に乾燥

吹出し口:乾いた布でやさしく拭く(電源OFF・乾燥状態で)

内部乾燥運転:使用後に送風運転で内部を乾かす

室外機周り:落ち葉や埃を取り除き、吸排気を確保

注意:アルミフィンを曲げる恐れがあるため、硬いブラシや強い薬剤の使用は避ける。




●併せて見直したい住まいの清掃ポイント

換気扇・レンジフード:秋は油が落ちやすく、冬前の清掃に向く

浴室:パッキン・目地の根本的なカビ取りで再発抑制

室内のニオイ対策:ペット・タバコ臭は換気・拭き取り・繊維洗浄を組み合わせる



●頻度の目安と時期の考え方

一般家庭:1〜2年に1回を目安

使用時間が長い/湿度が高い環境:**毎年、冷房後〜暖房前(9〜10月)**を検討

直近で臭い・黒ずみ・風量低下がある場合は、症状ベースで前倒し




◆まとめ◆

10月は、内部が乾く・作業計画が立てやすい・暖房前という条件が重なる、エアコンクリーニングの“適期”。臭いの抑制、省エネ、トラブル予防の観点からもメリットが大きく、チェックリストに1つでも当てはまるなら、暖房開始前のクリーニングを検討すると効果的です。



●作業費用 一例

メニュー 内容 目安料金
壁掛けエアコン(基本) 分解洗浄
12000円〜

お掃除機能付きエアコン分解
20000円〜

防カビ・抗菌コート 仕上げ時に施工
4000円

室外機洗浄 放熱効率改善
5000円

※型番・設置状況で変動。設置写真(型番・室内機・室外機)があるとお見積りがスムーズです。



●お申し込みの流れ

問い合わせ:希望時期・台数・型番を共有

見積り:写真確認→金額と所要時間をご案内

日程確定:土日祝・夜間も調整可(地域により異なります)

当日作業:70〜150分/台を目安に実施・動作確認で完了



ご予約・お問い合わせはこちらまで↓

https://cradmin.e-shops.jp/gate2/sm/crayon/operation/form/item-setting/1/?parts_form_type=edit&parts_index=4&page_id=1

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